この土地が産んだ品種。
自然が作った偶然を人が繋いできた、
「白葉茶」やまぶき。
一般の緑茶では体験できない香りと味。
歴史と、色、存在を後世に繋げていきたい。
黄色い新芽が芽吹く突然変異のお茶をはじめに見つけたのは、初代園主である祖父の杉山忠平。茂畑の野山で在来品種の枝変わりを発見し、自宅に持ち帰り観賞用として植えたのが始まりです。
その後二代目園主の父、杉山渡が挿木で少しずつ増やしていき、現在0.7aの畑になりました。
当時白いお茶は価値を見出されていなかったようですが、父は少量でも製茶できる静岡県立農林大学校の機械を使って製茶し、仲間と試飲しながらお茶としての可能性を模索していたようです。