丹精とは「心」。
茶畑に立つこと、茶の子にさわること。
茶をも揉み、茶を淹れ確かめる。
1年をかけた「一煎」の恵と、喜びを分かち合うため、日々のひとつひとつに心を尽くします。
茶畑に立つこと、茶の子にさわること。
茶をも揉み、茶を淹れ確かめる。
1年をかけた「一煎」の恵と、喜びを分かち合うため、日々のひとつひとつに心を尽くします。
丹精を尽くした後には、その想いが姿となる。
自然に翻弄されながらも、決して手を抜かず、淡々と世話をする。やがて土も幹も、美しい「形」をなしてくれる。正直に育てた茶が、お客様の笑顔を産んだとき、私たちは、ものつくりの原点から命をこめることのできる農民であることに深い喜びを感じます。
茶を植え、茶を育むことで私たちは先人の汗を継なぐ。過去から未来への流れの中で、一瞬ある自分。日々、黙々と畑に立つことで、この眺めを繋いでいこう。
杉山忠士 しばきり園 代表
栽培、製茶を学び、2019年に独立。
代々引き継いできた畑で自家選抜品種や、在来白葉茶を栽培し、自然仕立て、手摘み煎茶を製造する、自園自製の茶農家。
浅蒸しを基とし、清水茂畑で栽培した手摘み煎茶をはじめ、白葉茶、発酵茶、焙じ茶を販売。
日本茶を通じて、日々の生活に役立つものつくりを提案。
しばきり園「柴切園」がある茂畑は、駿河清見の茶で昔から茶の栽培が行われていた地域。
浅蒸しを基に煎茶を製造する、自園自製の茶農家。